新年のごあいさつ

みなさま、あけましておめでとうございます。

ファイナンシャルプランナーの森本直人です。


2008年は、激動の年でしたが、
今年は、いったい、どんな年になるのでしょうか。


しばらくは、国内の景気は低迷するだろうというのが、
おおかたの見方ですが、このような年は、
投資・運用をスタートするのに、わるくない年です。


たくさんの人が、くらしを守るための投資・運用の大切さに気づくことで、
国内の景気回復も早まるでしょう。


では、なぜ今、投資・運用が大切なのか。


マネー経済の国際化の流れがあるからです。


例えば、国内の株価の暴落を招いた要因のひとつに、外国人の投資家が、
日本の株式市場から一気に資金を引き揚げてしまったことがあります。


また、昨年末から、雇用不安が拡大していますが、
その要因のひとつには、円高があります。これも、外国人の投資家によって、
外貨を円と交換する動きが、強まったためです。


円高により、輸出への依存度が高い日本の製造業は、大きなダメージを受け、
派遣社員の人たちを解雇するような動きに向かわせました。
今後は、正社員にまで、解雇の波が及んでこないとも限りません。


昨年は、原油価格の高騰で、生活が脅かされる局面もありました。


つまり、マネー経済の国際化と、くらしは、密接に関係しているということです。


今後も、マネー経済は、拡大していき、
単なるマネーゲームから、世界を巻き込んだマネー戦争に発展していく
可能性もあります。


そこで、必要になるのが、
ファイナンシャル・プランニング(FP)という技術です。


FPは、これからの時代に必要な「生活の知恵」です。


森本FP事務所は、これまで同様、
”生活の知恵としてのFPをもっと身近なものに”という思いで、
活動を展開していきます。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。