メリットからベネフィットへ

独立系FPに相談するメリットは
特定の金融機関との雇用関係がないため、
あらゆる選択肢の中から最適なプランの提案が受けられる点に
あります。


最近は、独立系FPの認知度も少しずつ上がって来て、
実際に、事務所に相談に見える皆さんからも、
金融機関の相談窓口よりも、安心して相談できると思った、
との声が多くなってきました。


ですが、問題は、実際に相談をして得をするのか、という
点です。私は、この点が、最重要だと考えています。


「あらゆる選択肢の中から...」というのは、
形式的なメリット(長所)に過ぎません。


例えば、今は、「政権交代」が話題になっていますが、
政治の仕事も、「政権交代」の形式的なメリット
を訴えるだけでなく、
具体的なベネフィット(利益)までを提供し続けられなければ、
いずれ手のひらを返したように、支持率が転落することは、
目に見えています。


それと同じで、
独立系FPも、メリットを訴えるだけではなく、
具体的なベネフィットまでを提供できなければ、
ダメなのではないかと思っています。

独立系FPの相談料をまかなっても、余りあるくらいの
ベネフィットです。


実際に、保険の見直し相談では、
個々のライフプランをベースに、綿密な計算を行い、
保障内容を適正化させたところ、
保障性や貯蓄性など、ご相談者の満足条件をすべて満たしつつ、
20年、30年という期間で、数百万円のムダ削減に
つながったという事例も、よくある話です。


ただ、資産運用の分野は、保険の見直しと違って、
すぐに結果を出せるものではないので、
10年後くらいまで待たないといけませんが、
私は、こちらの分野でも、しっかりと勉強しながら、
経験を積んでいけば、どなたでも、20年後、30年後には、
十分に、数百万円の結果が出せると考えています。


なお、独立系FPは、個人財務の専門家ですが、
私は、単なる物質的な豊かさというベネフィットだけでなく、
心の豊かさというベネフィットにまで高めてはじめて、
本物のサービスなのではないかと考えています。