長期保有の戦略に加えるべきこと

長期投資、分散投資は、
一般の会社員の方が取り組める資産運用の基本として、
どんな時代でも変わらないと思いますし、
私も、そのような考え方を推進しています。

しかし、
現実に、世界第1位の経済大国である米国において、
リーマン、クライスラー、GMといった
巨大企業が、経営破たんするような事態に至ってしまった今、
「コストだけ気にしながら、何も考えずに、長期で持ち続ける」
という戦略に陰りが見えてきたことは、否めません。

もしも、米国に、日本で起こったのと同じような
「失われた10年」が訪れるとしたら?


FP(私を含めて)がよく言う、“インフレのリスク”、
“円安のリスク”に加えて、“米国に「失われた10年」が訪れるリスク”
も考えておくべきでしょう。


ですが、米国の株式市場が、永遠に下がり続けて、最後にゼロになる
ということは、理屈としては考えにくいです。

日本の「失われた10年」も、やはり上がったり下がったりでした。


そこで、私が、継続的にご相談を受けている皆さんにお伝えしている
長期保有の戦略に加えるべき“3つのポイント”を、
ご参考までに、書きますと、

1.資産配分を機動的に見直すことも考える
2.新興国や資源国の経済事情をよく勉強する
3.相場の下落局面でもプラスにできる方法を知る

の3つになります。

資産運用は、過去から学んで、未来に生かすことも、大切です。

独立系のアドバイザーと一緒に、金融や経済のことを学びながら、
綿密な計画を立てていきたい方は、お気軽にお問い合わせください。