私が思う成長戦略

新年おめでとうございます。
いよいよ2010年を迎えました。


昨年は、政権交代が行われ、
今年は、日本の将来を方向づける重要な年になりそうです。

晦日には、新政権の成長戦略が発表され、
年末年始のテレビ番組でもいろいろと議論されていました。


ちなみに、私が思う成長戦略は、ずばり、
「ファイナンシャル教育」の普及です。

なぜか小中学校では習わない内容ですが、
これからの時代は、「生活に必要なお金の知恵」となるはずです。


「ファイナンシャル教育」が普及すると、
まず、国の財政問題の深刻さが理解できます。


このまま、国の借金が増大し、行くところまで行って
突然破たんするのか、大増税と年金削減で対処する
ことになるのかは、分かりませんが、危機感を持っておいて
間違いはないでしょう。


基本的に、国には、お金がありませんので、
手厚い保護は、期待できません。手当て等が支給されたとしても、
必ず増税とセットになるはずです。


また、今は、会社も国際競争にさらされていますので、
国内のリストラは、加速せざるを得ない状況とみられます。


そして、上ような国内の状況を理解すれば、
個人が、今とるべき行動を具体的に考えることができます。


例えば、国際競争で、会社が疲弊しているなら、
今ある資金を使って、競争の相手国や成長国に先行投資をする
という手があります。


今は、一般の個人レベルでもごく普通に海外投資はできます。
もちろん、先見性のある企業も成長国に先行投資をしています。


世の中のあらゆる問題は、原因があって、結果があります。

そして、原因を知ることが、問題解決の糸口につながります。


唯一無二の答えはありませんが、今は、一般の個人レベルでも
自由に情報発信ができる時代です。

いろいろな人が、いろいろなアイデアで成長戦略を発信すると、
日本の将来も明るくなるのではないかな、と思います。