謙虚な心と感謝の気持ち
今回の冬季オリンピックは、
フィギュアスケートなどで、盛り上がりを見せましたが、
競技後の選手のインタビューも感動を呼びますね。
特に、その選手が、謙虚な心で「感謝の気持ち」を述べる時が、
いっそうの感動を呼びます。
これを見ていると、
「勝つこと」=感動ではないのだなと思います。
つまり、観衆は、単なる結果だけではなく、
その結果に至るまでのプロセスをよく見ているということです。
なので、負けて、感動を呼ぶということもあります。
このことは、私は、投資の分野でも共通点はあると思っています。
つまり、「勝てばよい」という世界ではない。
自分さえよければいい、という傲慢な態度が出ると、
才能があっても、どこかで足をすくわれているように思えるのです。
非科学的なことと思われるかもしれませんが、
投資のプロセスも大事という意味です。
実際、この前の金融危機のさなかに
自分のお金が、少しでも景気回復の役に立つのであれば...
との気持ちで、思い切った額を投資した方が、
その後1年間で、爆発的に資産を増やしたという事例もあります。
謙虚な心と感謝の気持ち。
投資が、単なる賭け事ではなく、
生活の知恵として受け入れられるためのヒントは、
実は、このあたりにあるのではないかな、と思います。