日本の将来は、悲観的か

近頃、国の借金問題が、取り上げられることが
多くなりました。


報道によれば、国の借金は、2010年度末に
総額で973兆1625億円に達する見通しとのこと。


また、国際通貨基金IMF)は、日本について、
「2019年に政府債務残高が個人金融資産に匹敵
する規模まで増加し、その後は個人金融資産を上回り、
国債の国内消化ができなくなるリスク」
を警告しているとのことです。


仮にこの試算が正しいとするなら、残された時間は、
あと9年。。。


でも、日本の将来は、私は、必ずしも悲観的ではない
と思っています。


結果として、年金は、期待ほどもらえず、
一生涯働き続ける人が増えるとしても
職業に貴賎はありませんし、どんな仕事でもみんな頑張って、
お互いがお互いの価値を認めて助け合って生きていけば、
なんとかなるはずです。


今の閉塞感は、要は、心の問題で、やり方次第で、
本当は、パラダイスを築けるかもしれないのです。


そもそも、今の「国民全員が加入する年金制度」は、
戦時中に戦費調達を目的として始まった制度で、
昔は、一生涯働くのが当たり前でした。


ですので、いっそないものと思えば、心もグッと楽になります。


ただ、ひとつ心配なのは、日本は、今は、鎖国時代ではなく、
金融・経済は、国際化されていることです。


つまり、金融・経済をみんなで真剣に学ばないと、
日本の富が、海外に流出してしまうこともあるということです。


実際、円キャリー取引などで、すでに大量流出した
可能性もありますし、今後は、経済成長著しい国の資本による
日本企業の買収が進むかもしれません。


ですが、このことは、裏を返すと、日本にとっても
チャンスがあることを示しています。


一般の個人レベルで出来ることもいくつかありますので、
いろいろと学び始めてみては、いかがでしょうか。