大増税時代に備えよう

ギリシャの債務問題が深刻化している模様です。


今月中に新たな国際的支援を受けるため、
公務員給与や年金支給額の削減、不動産税増税など、
厳しい緊縮財政を迫られています。


このため、ギリシャ国内では、デモやストライキが頻発し、
地下鉄やバスなどの公共交通機関が止まることもあるようです。


ひょっとすると、ギリシャは、近い将来に、格付け会社から
デフォルト(債務不履行)を宣言される可能性もありそうです。


ちなみに、日本の債務問題もかなり深刻です。


IMF国際通貨基金)のホームページで調べたところ、
日本の債務残高は、2015年にGDP国内総生産)比で、
約250%に達する予測とあります。


一方、ギリシャの2012年のGDP比の予測が、約189%です。


ご参考までに2009年時点で、この数字は、
ギリシャ 約127% 日本 約216% でした。


これを見る限り、日本の債務問題は、ギリシャのそれを
上回っているようです。


万一、日本国債がデフォルトになれば、
ギリシャとは、経済規模が違うので、
世界経済にとてつもない影響を及ぼすことになるでしょう。


いずれにしても、日本国債が国内で消化しきれなくなるなど、
切羽詰れば、日本国民も大増税を受け入れざるを得なくなります。


あるいは、年金の支給開始年齢の引き上げなど、実質的な年金削減を
受け入れることになるかもしれません。


国の債務問題は、いずれ国民生活にも、直接的な影響が出てくると思われます。


それに備えて、大事なことは、いつも書いていますが、
複数の収入源を持つことです。


もちろん、金融資産運用も収入源の一つになりえます。


くらしを守るための資産運用です。


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