感謝の気持ちでスタートする

2005年に起業してから、今年で10年目を迎えました。 今年も感謝の気持ちで、スタートしたいと思います。 さて、感謝の気持ちといえば、お金の好循環を生み出すためにも、 感謝の気持ちは大事です。 例えば、あるサービスに対して、感謝の気持ちでお金を払う…

5年間で実証されたこと

私がAll Aboutプロファイル(当時)に登録したのが、 2007年の11月でした。 そこから長期分散投資の案内をはじめました。 長期分散投資は、公的な年金運用にも採り入れられている 信頼性のある考え方です。 個人の場合は、具体的には、投資信託を活用…

心とお金の関係

私は、FPとして駆け出しの頃、FPは、知識を披露するのが 仕事だと思っていました。 ですが、FP歴8年の今は、心とお金の関係を伝えることの方が、 より一層大事だと思っています。 今回は、感情のコントロールについて書きます。 お金を増やすために、…

アベノミクスで株高になった理由

昨年末頃から、日経平均株価は急上昇しました。 今回は、その理由を考えてみます。 急上昇のターニングポイントは、衆議院の解散です。 解散当時、自民党の安倍総裁は、大胆な金融緩和を公約に掲げて いましたので、急に上昇し始めたのは、おそらくそれが理…

年金支給開始年齢引き上げに備える

選挙が終わりました。 衆議院の解散でもない限り、あと3年は、国政選挙はないとのこと。 そうなると、政府は、国民生活に痛みを伴う決定もしやすくなります。 ちなみに、今開催されている社会保障制度改革国民会議では、 年金の支給開始年齢は、少なくとも…

お金にとらわれない生き方の実現

「誰もが個人事業主になればいい」 10年以上前から温めてきた私の持論です。 私自身も、約8年前に個人事業主の道を選びました。 個人事業主の良いところは、まず、自由に仕事が選べること、 そして、時間もお金もすべて自由に管理できることです。 一方、…

株価が乱高下する理由

日経平均株価が乱高下しています。 5月23日の急落以来、落ち着きがありません。 最近まで続いた楽観ムードもはがれ落ちてきた感があります。 ところで、5月23日の急落は何が要因だったのでしょうか。 ・・・ 考えられる要因のひとつは、先物取引です。…

人はなぜ割安な時に投資できないのか

私がFPとして投資アドバイスに力を入れ始めてから、5年以上が経ちました。 2008年のリーマン・ショックも経験しましたが、 あの時のパニック状態は、おそらく今後も忘れることはないでしょう。 一瞬にして、資産の評価額が2分の1、3分の1になれば…

消費税が上がる前に買うべきか

消費税の増税が近づいています。 1年後に8%、2年半後に10%の税率となる見込みです。 このような状況下で、例えば、マイホームや車など、 今のうちに大きな買い物をしておいた方がよいのではないか とお考えの方もいらっしゃると思います。 もちろん、…

お金の好循環を生み出す方法

昨年、一昨年と、私は、新たな投資を行いました。 事務所を広告宣伝するための投資です。 主には、個人で活動する専門家に仕事を依頼しましたが、 昨年から成果が出始めており、現段階でコストは、ほぼ回収できました。 あとは、成果を享受する一方です。 と…

コストが高いのはいけないことか

日々お金にまつわるご相談を受ける中で、 コストが気になる方は、やはり多いように思います。 例えば、保険や投資信託、不動産など、購入する際、コストが掛かります。 その際、できれば、コストを安く済ませたい、と思うのが、人の心理です。 もちろん、こ…

日本を海外側から見てみると

2013年最初の更新です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、お題は、「日本を海外側から見てみると」です。 普段、私たちは、日本で生活し、日本語を話して暮らしていますが、 最近、海外で暮らしたことのある方のお話を聞く機会があり、 ふと、…

継続は力なり

円安と株高傾向が続いています。 投資信託などで運用している方は、一時期に比べ、 評価額を大きく増やしているのではないかと思います。 ちなみに、円安、株高の背景として、「アベノミクス」がある と言われています。 「アベノミクス」とは、自民党・安倍…

お金の価値ってなんだろう

日銀は、10月30日の金融政策決定会合で 新たな金融緩和策の導入を決めました。 目立ったのは、資産買入等基金を11兆円増額し、 総額で91兆円にしたことです。 この基金で、国債などを買い入れ、市場にお金を供給します。 実は、9月にも、基金を10…

デフレ社会はいつまで続くのか

先日、大手スーパーで食品や日用品を一斉値下げする という記事をみかけました。 家電品や衣料品なども、近頃は、良いものがより安くなって いるように思います。 おそらく、歴史的な円高もひとつの要因とみていますが、 一方では、デフレが社会問題化してい…

国の政策とライフプラン

最近は、日本の政治状況に行き詰まり感が出ています。 民主党が政権をとったのが、約3年前ですが、 あの頃の熱狂は、何だったのか、と思えるムードです。 ちなみに、約3年前の民主党の目玉政策は、 一人あたり月額2万6千円の子ども手当でした。 結局、月…

世界の経済は繋がっている

ここのところ、円高・ユーロ安傾向が続いています。 ユーロは、円に対してだけでなく、米ドルに対しても下落傾向です。 主な要因は、欧州債務危機です。 スペイン10年国債の利回りは、一時7.7%と過去最高の水準まで上昇。 ギリシャは、今後1年〜1年半以内に…

FP資格者とFPの違いとは?

「例えば、幅広い情報をご提供するため ファイナンシャルプランナー資格の取得に努めています」 最近、保険会社のCMで聞いたフレーズです。 このCMで、妙に感心したのが、 「わが社では、ファイナンシャルプランナーがご相談を承ります」 ではなく、「フ…

日本国債バブルから思うこと

日本の新発10年物国債の利回りが、 6月1日に、0.805%まで低下したとのこと。 ユーロ圏の不安などから、安全資産として、 日本国債が選ばれているのが主な要因です。 (補足:国債価格が上昇すると、利回りは低下します) 国内の銀行も、日本国債の…

FPと金融商品仲介業

最近、資産運用のご相談を受けた方から 「金融商品仲介業を兼ねるFPからは、 資産運用のアドバイスを受けてはいけない」 という意見を雑誌で読んだ、とのお話がありました。 おそらく、FPが金融商品仲介業を兼ねると、 中立性が保たれない、との指摘と思われ…

事務所ホームページがリニューアル

2012年4月5日 森本FP事務所のホームページが リニューアルオープンしました。 http://www.morimoto-fpj.com/ なお、旧ホームページの内容は、下記URLにまとめてあります。 http://www.mfpj.biz/ それから、旧ホームページの内容を整理していて、 2005年開業…

毎月分配型投信に法規制導入か

毎月分配型投信に法規制が検討されているようです。 3月から金融審議会(首相の諮問機関)で具体案が議論されるとのこと。 ちなみに、今問題視されているのは、 毎月分配型投信の「分配金の出し過ぎ」についてです。 毎月分配型投信は、金融機関で販売され…

金融危機に備えましょう

いきなりですが、国の借金が、あと100兆円増えそうです。 2011年度末は、985兆円3586億円 2012年度末は、1085兆円5072億円になる見込みとのこと。 円高対策で為替介入のための資金枠を増やすことも拡大の一因です。 そして、国の…

新年コラム〜日本の景気が良くなるために

年が改まりまして、2012年となりました。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年は、東日本大震災、欧州債務危機など、 明るい話題が少なかったのですが、 せめて今年のお正月くらいは、明るい話題をと思いつつ 「日本の景気が良くなるために」と…

ハイパー円高の理由を考える

円高傾向が続いています。 2007年に1ドル=120円台だったのが、2011年は、1ドル=75円台まで進みました。 仮に、120円と75円で計算すると、下落率は、実に▲37.5%です。 ところで、なぜ今、円高なのでしょうか。 いろいろな見方が出ていますが、 個人的に最…

世代間格差問題を考える

先日、年金の支給開始年齢を引き上げる法案の 来年の通常国会への提出が見送られることが明らかになりました。 68歳や70歳から支給する案などが浮上していましたが、 現役世代の反発が大きかったため、いったん棚上げになったようです。 確かに、単純に…

大増税時代に備えよう

ギリシャの債務問題が深刻化している模様です。 今月中に新たな国際的支援を受けるため、 公務員給与や年金支給額の削減、不動産税増税など、 厳しい緊縮財政を迫られています。 このため、ギリシャ国内では、デモやストライキが頻発し、 地下鉄やバスなどの…

言葉の力

本日は、言葉の力 をテーマに考えてみようと思います。 最近は、新首相の「どじょう」という言葉が、 どこか批判しにくい雰囲気を与えているようです。 日本は、1年ごとに国のトップが交代する状況が続いていますが、 さて、今回はどうなるでしょうか。 私…

米国債務上限引き上げ合意

日本時間8月1日午前中に、オバマ大統領が、与野党の指導部が 債務上限引き上げについて合意したことを明らかにしたとの報道がありました。 この件については、相談者の皆さんからも、不安の声が寄せられていましたが、 米国債の債務不履行は、ギリギリで回避…

明治時代にもデフレがあった

先月のブログで、インフレの歴史の話を書きました。 その後、お金の歴史をもっと深く知りたいと思い、 書籍やインターネットで、 幕末から明治期のお金の歴史を調べてみました。 まず、江戸時代の通貨です。 江戸時代は、大判、小判の時代。 両・分・朱とい…